「継続できない」は脳のせい。マーケティングに応用される習慣術!

喜び

昨日

マーケティング研修させてもらってる企業にて

アオさん、継続について記事書いてもらえませんか?

 頑張れる日とやる気が出ない日があって

 モチベーションの維持に困ってるんです…」

なんて相談されました。

はっきり言って

得意分野です。

習慣化、モチベーション、パフォーマンス向上etc.

ライフハック系は

超強いです。

仕事が終わって

クタクタになって、帰ってさ

部屋着になって

シャワー浴びて

ご飯食べて

あ、副業…

 今日はいいかな…明日があるし…

って思っちゃうのも仕方ありません。

めっちゃ分かります。

もし、毎日モチベーションが続いて

1日1時間コツコツ進められたら

もっとコンテンツ作れるし

勉強できるし、ブログの記事だって書けるし

もっとビジネスを大きくできるんです。

そして、これが大事なんだけど

自分のことをなんか誇れる。

頑張ってない自分に

幻滅してしまう

失望してしまう

そんな自分が

「明日頑張ろう!」って思うことにもうんざりしてしまう。

めっちゃわかる。

毎日頑張れることは

ビジネスが進む以上の価値なんだって。

自分を誇れる。

充実と、未来への期待。

自分が自分を好きでいられて

未来に光が見える。

そのために「継続」って絶対に必要。

今回は「継続」について考えていきたい。

目次

誤解しがちな継続力。まずは正しく継続について捉えよう。

まずは、考えてみよう。

「継続」をするのに、最大の敵は何か?

テレビ?スマホ?

それとも仕事の疲れ?

そう、色々考えられると思う。

けど、そういうものじゃない。

継続の敵、それは・・・

挫折です。

挫折して

「また頑張ろう」と思うのが、まずしんどい。

挫折するたびに思うはず。

「自分には継続はできないんじゃないか…」

そんな脳内ネガティブラジオ局のボリュームを下げて

「また頑張ろう」と再開できるかがひとつ目の鍵になる。

そもそも、新しい習慣を作るというのは

言い換えれば、『脳みそに新しい回路を作る』ということ。

あなたが継続できないのは

『脳みそに新しい回路ができていないから』

これを抑えてほしい。

「継続する」という意識から

「脳に新しい回路を新設工事する」くらいに考えてほしいんです。

意志の問題ではなく、物理的な工事が終わってないんですよ笑

この新しい回路の新設工事はおよそ60日程度かかると言われてます。

「新しい習慣は21日でできる〜」なんて言われてたんですけど

色々調べていると、最近の研究では60日程度っぽいですね。

だから、例えば挫折した時に

「自分は意志力が弱い」というリアクションではなく

「あ〜また昔の脳の回路使っちゃったんだな。

 明日からまた新設工事頑張ろう」

くらいに思ってほしいんですよ。

これが大前提。

ひと言でいえば

「自分を許しながら、長い目で見てやろう」

ということです。

脳から考える新しい『習慣』を作る方法

脳は大きな変化が大嫌い。

だって考えてみてください。

「明日から、部署移動ね〜」とか言われて

今まで経理やってたのが営業に回されたら怖くないですか??

脳って

新しいことするのが大嫌いなんですよ。

理由は単純。

疲れるから。

新しいことをするたびに

脳は高次の思考をするために前頭葉を活性化させ

意識しながら何かをしなくちゃいけない。

超、消耗するわけです。

今までの仕事だったら

爬虫類脳と呼ばれる「基底核」に保存された

無意識の動作ですむ

つまり

今までの行動は

エネルギーを消耗せずに行動できる。

脳的には「サボれる、ラッキー」って感じなんです笑

新しい習慣を作れないのは

脳がサボりたいからなんですね。

そんな脳から考えた時に

習慣化するためのコツが3つがありますんで、ご紹介します。

習慣を作る3つのポイント

①超バカバカしいほど低い目標設定にする

みんなが挫折するのは

目標が高いからなんですよ笑

毎日1時間副業する!

できるのは最初の2日くらいでしょう。

徐々にできない日が増えていって

目標がなかったことにする。

なんてこと皆さんもありますよね。

目標の立て方が間違ってます。

絶対に達成できる目標にしてください。

  • デスクに座って、5分だけ作業する
  • 自分のテーマについて、1回でいいから検索する
  • 過去のツイートのリライトでもいいから、1ツイートだけは絶対する。

これなら達成できそうじゃないですか…!

達成できる=挫折しない。

超ハッピー。

脳もラクできるってわけです。

そして、ここがポイントなんですけど、

作業5分やったら10分やっちゃいません?笑

別に5分でやめたっていいんです。

でもそこからちょっとずつ広がっていくんです。

そうやって、習慣は育っていくんです。

いつの間にか10分やるのが当たり前になってる。

そしたら目標を10分作業するに変えてみる。

すると20分が簡単にできるようになってる。

こうやって雪だるまのように大きくなっていくんです。

脳に新しい回路ができ始めるんです。

だから皆さん、

絶対に達成できる目標を設定してください。

②今の習慣と組み合わせる

脳はラクしたいんです。

脳はラクが大好き
(これはマーケティング的にも超重要)

だから、

全く新しい習慣を作るんじゃなくて

今の習慣につなげた方が

ラクできそうじゃないですか…?

今の習慣にくっつけるのが2つ目のポイントです。

  • 部屋着に着替えたら、デスクに座って5分作業する
  • 食器を片付けたら、デスクに座って5分作業する
  • シャワーを浴びてスッキリしたら、デスクに座って5分作業する

今やっていることに

新しく作りたい習慣を繋げてみてください。

これだけで

かなり習慣が形成される要素は大きくなります。

③できたらめちゃくちゃに喜ぶ

急に幼稚なタイトルになってしまいましたが、

脳って

行動の先に喜びがないと、行動しないんですよ

行動したら喜びがある

すると、その行動を繰り返すようになる

この単純なシステムがあるんです。

安くてうまい定食屋に行ったら、また行くし

高くてまずいレストランだったら、絶対行かないし

こう言われてみると

すごい当たり前のことなんです。

だから、

その目標が達成できた日は

めっちゃはしゃいで喜んでほしい笑

脳に刻んでほしい。

この作業は楽しいことなんだ!って。

色々習慣についての本を読むんですけど

ジャンプが効果的らしいです。

ジャンプして喜ぶ。

わーいわーい!

これ。恥ずかしいでしょ。

うん、書いてて恥ずかしい笑

ガッツポーズでもいいですからね。

その辺は、個性に合わせてで全然OKですが

絶対に喜びの儀式は取り入れてください。

この3要素を取り入れているマーケティング事例

この3要素を取り入れてヒットしたのが

ファブリーズ。

実はファブリーズは、

部屋が臭い人向けをターゲットにしてましたが

全く売れませんでした。

理由は単純。

部屋が臭い人は、

自分の部屋が臭いって気づかないから笑

これも脳がラクしたくて

嗅覚をある程度遮断してるんですな。

で、ファブリーズは考えたんです。

コンセプトを変えよう。

こんなコンセプトにしました。

綺麗好きな人が

掃除のあとに

たった2プッシュのスプレーで

フレッシュな香りがする。

つまりこういうことです。

綺麗好きな人が ─ ターゲット

掃除のあとに ─ ②今の習慣に結びつける

たった2プッシュのスプレーで ー ①超バカバカしいほど低い目標設定にする

フレッシュな香りがする ─ ③できたらめちゃくちゃに喜ぶ(快感がある)

この3要素を取り入れたマーケティングで

ファブリーズはV字復帰で、生活必需品にまでのぼり詰めたわけです。

面白いですねー。

人間理解ができると

自己コントロールもできるし、モノって売れるんですよ。

同じようにして

シャンプーや、歯磨き粉などの

新しい生活必需品は普及していったんです。

世の中になかった

全く新しい商品は、脳の特性を利用するから

売れるんです。

おわりに

好きな分野なだけにめちゃくちゃ長尺にしました。

面白かった!で済ませず、

超簡単な目標から始めてみましょう。

加えて、ご自身のマーケティングに

自分のビジネスのこの方法が使えないか?

ぜひ検討されてください。

小さな行動を

お客さんにある習慣にくっつけて

報酬を用意する

たったこれだけの要素で

強い信頼関係を作れます。

今すぐ何か案がないか

メモ機能に書いてみましょう。

アオはあなたの成功を心より祈ってます。

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この思考法がないと
どんなに努力しても全部ムダになります。

 

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