ライティングで泣く人は多い。
ツイートしても反応されない
記事を宣伝しても、クリックされない
記事のさいごに用意した公式LINEに登録されない
企画の後半に用意した特典に誰も来ない
こういう悲しい経験をされた人は多いと思います。
もちろん私もたくさん経験しました。
企画のための記事作成して、導線をしっかり作って準備万端で企画スタート。
想定より全然受け取ってくれない上に、特典も誰も受け取らない。
膝から崩れ落ちそうになるような虚しさと、
世界から全否定されたような無力感をダブルで味わいました。
読み返すとつまんない文章。
残念な発信
残念なプロフィール
残念な企画の宣伝。
すべてが残念色。
こんなんで人が来るって期待してた自分が残念すぎる。
よくこんなゴミみたいな文章世に出そうと思ったな。
ていうか20時間くらいかけてゴミ作ってたんだなウケるー。
あーもう自分才能ないわ、もうやだ、ほんとやだ、みんなきらい。
きらい、きらい、きらい、きらい、なんで来てくれないんだよ。
こんなに頑張ったのに。
そうやって布団にくるまってメソメソした経験もあります笑
あなたも似たような経験をしたはずです。
(さすがに布団にはくるまってないと思いますが)
ライティングで泣く人はほんと多い。
実は、私が担当してる企業の研修生たちが1番苦しむところがライティングなんです。
理由はこれ↓
ライティング覚醒が来るまでしんどい。
自分いつ覚醒すんの?
っていうかほんとに覚醒すんの?
まだ?
まだなの?
読まれないのしんどいんですけど😂
心の声が大きすぎて、文字が大きくなっちゃいましたが
この覚醒が来るまで、めちゃくちゃキツいのがライティングです。
文章がチグハグで、何言いたいのかよく分からない → 離脱
ペルソナに馴染みのない言葉を多用 → 離脱
導入での没入感がない → 離脱
感情に届くような文章になってない → 離脱
語尾がおかしい → 離脱
読まれないのには理由があります。
他にも離脱の要因を挙げればキリがありませんが、
離脱される要素を減らしていかないと完読される文章にはなりません。
だから愛情を込めて、
研修生には離脱される要素を毎日鬼のように指摘しております。
少しでも読まれない要素を潰して、売れる要素を増やす。
そうやって、添削を受けて受けて
少しずつ少しずつ理解度が上がってきて
ある日、急に覚醒します。
6月は4人のライティング覚醒者が生まれました。
みなさん本当に頑張りました。
そこで今回、せっかくなので急にライティングが伸びた4人に質問しました。
- きっかけがあったのか?
- 何を意識したのか?
- どう変わったのか?
もともとは
企業の研修生向けに動画なんですけど
すごい内容がよかったので、こちらのブログでも公開します。
動画で伝えていることは
- けんたが思う伸びるタイミングはこんな瞬間
- 4人のライティングが急にうまくなったきっかけ
- 何を意識したらライティングが伸びるようになったのか
- けんたが思う成長する人の特徴
正直、特にも3人目4人目の内容がめちゃくちゃ参考になると思います。
興味のある人は、こちらからご覧ください。
(1.5〜2.0倍速くらいが超いいです)
動画の要約
動画なんて見てる時間ないよー!
って人もいると思うので、動画の要約も用意しました。
メモ書き程度で申し訳ないんですけど
サクッと学びたい方は続きをご覧ください。
なぜライティングが難しいのか?
前提として、
お客さんはあなたの文章を読む必要がない。
「つまんない」って思った瞬間、別のコンテンツに移ります。
そんな中で、
あなたの文章に興味を持ってもらって
最初から最後まで、離脱されずに読ませる。
そのためには感情を動かさないといけない。
常に興味が離れない文章を書かないと読まれない。
今まで、文章を書くということをしてこなかった人が
いきなり興味が最後まで続いて、感情が動くような文章を書く。
そもそも難しいことに取り組んでいるんです。
けんたが思うライティングが伸びる瞬間
文章を修正ではなく、書き直す瞬間に伸びます。
修正→マイナスのものをプラスにする
書き直し→ゼロからプラスにする
残念な文章を修正して、読まれるものに変えるよりも
ゼロから書き直した方が圧倒的にラク。
修正じゃなくて、書き直した瞬間にめちゃくちゃ伸びてるような印象です。
ではここからライティング覚醒者それぞれの声を書いていきましょう。
ライティング覚醒者1人目の声
きっかけ
講師の話を聞いたり
企業でやってる研修会に参加したり
他の方の記事を読みまくって
自分の文章を振り返ったときに
「あれ?ペルソナが1人じゃなくて複数人に向けて書いてる!」って気づいた。
意識していること
とにかく分からなければ質問する。
自分で考えても分からないことは、講師に聞いて納得できるまで質問して、理解する。
苦しい時は、アドバイスをもらう。
実際、この1人目の方とは直接会ってアドバイスをしました。
なかなか記事がうまく書けない要因として
「どの悩みに対して、何を伝えるための記事なのか?」
この記事の目的がブレていたのでそれを指摘して、
構成を先に考えてから書くように伝えたりしてました。
言葉を集める
自分は語彙力がないって自覚があったから
いろんな記事をみて、言葉を集めた。
その集めた言葉を、
自分の世界観を崩さないようにライティングの中に入れていった。
ライティング覚醒者2人目の声
きっかけ
けんたブログの「記事を1本書ききれない人が、書けるようになるガイドブック」が役に立った。
他の人のブログの構成とかも分析した。
意識したこと
最初に記事のコンセプトと構成から考えて「軸」を作るようにした。
そしたら、自分が今何を書いているのか把握しやすくて書きやすかった。
2人目の文章のすごくいいところ
文章が流れるように読めるところ。
コピーライティングの重要な2つのマインドセット
1文目の目的は2文目を読ませること
2文目の目的は3文目を読ませること
読まれない前提で文章を考える
これが最初から最後までできてて、ストレスなく読める。
自然と、次の文章を読みたくなっちゃう。
読むのを止めるのが不自然な感じがする。
すごいいい記事を作成されました^^
ライティング覚醒者3人目の声
きっかけ
ある人に言われた
「その商品で③さんが想定しているペルソナの悩みを解決できますか?
詳しいことはよく分からないですが、その商品で根本的な解決になるのかなと疑問に思います」
ものすごくショックだったのと
何も知らない人にボロボロに言われてムカついた。
けど、素人の方の意見の方が信用できると思い返した。
横柄な態度で商品を作り、それにダメ出しされてムカついてどうする。
指摘してくれたことに感謝して、
どう改善すれば、自分の商品を理解してもらえるのか?
素直になって考えないと、このまま一生変わらない
と思うようになった。
そこから自分の商品の改善点を冷静に見つめられるようになり
「なんでこの人は理解できないんだろう」と考えるのではなく
「どうしたらこの人に伝わるのだろう」と考えるようになった。
意識したこと
自分の言葉を伝えたい人は
- どこの?
- 誰?
- 何歳?
- 性別は?
- どんなことをその人に伝えたいの?
- それをその人に伝えてどうしたいの?
- 伝えてその人はどうなるの?
具体的に意識するようにした。
(どのツイートでもこれら要素を答えられるそうです。)
変わったこと
今までは、それっぽいカッコイイ言葉を使って
「この人いいこと言ってる」と相手に思わせるにはどうしたらいいのか?
そればっかり考えてた。
けど今は、基準が変わって
自分の伝えたい言葉は何なのか
どう書いたらこの自分が抱えている感情や思いが伝わるのか
相手に感情や思いを伝えることで相手がどうなるのか
これらを考えてから言葉を発信するようになった。
気持ちの面も今まで「稼ごう」と思ってやってた。
稼ぎたいだけの気持ちだった。
けど今は「自分の商品を待っている人がいて、その人に届けたい、そして稼ぎたい」に変わった。
そりゃ数字上がるわ!
ライティング覚醒者4人目の声
覚醒前の状態
数ヶ月地獄。
指導を受けてもうまくいかない。
何がダメなのかはわかるけど、書けない。
書いてもうまくいかない。
何が足りないのか分からない。
そんな状態がずっと続きました。
きっかけ
ディスコードで通話をした(けんた&まるさん)
そこで、ペルソナと自分のサービスを再認識をした。
そこで
今までなんとなく感覚で進んでしまったのが原因だったと気づいた。
せっかく設定したペルソナ設定さえも見返さず
感覚でライティングをしてしまった。
やりたいサービスに対して違う方向性で進んでしまって
本来のサービスを見失ってしまった。
書くことを仕事にしてしまった。
サービスをペルソナに伝えるって視点がなかった。
そこで通話をしてマインドマップを作ってもらって
お客さんにはどのように伝えたらいいのか?
お客さんは何を悩んでいるのか?
伝えたいことは何か?
このサービスを使ったらどんな未来があるのか?
ペルソナとサービスの結びつき、訴求のポイントが分かってきて
点と点が結べるようになって、何を書けば良いのかわかるようになった。
意識したこと
今は3つのことを意識している
感情への訴求
作成した文章を口頭で読み上げる
サービスへの熱量
感情への訴求
読んでもらうためには
ペルソナが刺さる訴求をしないと読んでもらえない。
読んでもらえないと、意味がない。
ペルソナの内面を考えて、
どんな悩みで、どんな感情なのか考えて
寄り添う気持ちで刺さりそうな言葉を考えた。
ペルソナの設定を見ながらライティングをした。
感情に訴求できるように
映画やドラマ、舞台の俳優になったつもりで書いた。
具体的に感情の訴求に関しては
悩みをどれだけ共感できるのかペルソナの気持ちになって書き出す。
未来の想像、ベネフィット、ニーズもペルソナの気持ちになって書き出す。
ペルソナを主役にして、感情を動かすように書き出してみる。
ペルソナの内側を表現すると
「この人、私の代わりに私のために書いてくれているんだ」
と共感が得やすいライティングができる。
お客さんが頷くようなライティングができる。
ストーリーライティングであれば
自分の辛かった時の経験をどれだけドロドロ書けるか。
死にたい、苦しい、本当はこうしたい。
これをドロドロ、生々しくストーリーに入れる。
このサービスを使って、どれだけ救われるか。
本当に自殺しようと思っていたけど
〇〇のおかげで人生が変われた。
どれだけ〇〇に救われたか、ヒーロー感を出せるか。
「私もこれをしたら変われるのかな」と興味を持ってもらえるライティングになる。
口頭で読み上げる
声に出してスラスラと読めない箇所。
読んでて内容が難しい、読むと苦しい、何か引っ掛かる。
そう思ったら修正するようにした。
読みやすさが変わる。
読まれてて指摘される部分は読みづらい箇所だったと気づく。
これを意識するだけでライティング力は変われる。
サービスへの熱量
自分のサービスへの熱量がなくなってしまったら、
伝えたいことが伝わらなくなってしまうと思う。
サービスをなんとなくで勧められたら、嫌じゃないですか。
サービスに対して熱を持って
伝えたいことをしっかり伝えるように意識するようにした。
この3つを意識したらライティングが変わった
以前と比べるとかなり変わった。
どう変わったか
今までは
「このサービスいいよ、やってみてよ」
と淡々としていて説明気味で棒読みっぽい。
薄っぺらいライティング。
今では
そういう悩みがあるのか。
私も同じで、〇〇を使ったらその悩みが解決して今ではもう手放せないんだよね。
しかも〇〇にはこういう効果があって…。
感情を交えたライティングをすることができるようになった。
まるさんとけんたさんに相談しなかったらあのままだった。
絶対に1人じゃこういう成長はできなかった。
みんな相談した方がいい。
(ありがたいですね^^)
けんたの所感
添削されたことをそのまま修正するだけの人は伸びない。
伸びる人は、添削されたことの意味を考えて
指摘された箇所以外も気づける。
結局、自分で考えないと伸びない。
講師が与えるヒントをもとに考えないと、伸びない。
答えを求めず、自分で答えを作れる人になってほしい。