シリーズ最後で〜す。
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商品設計で、単なる商品を「売りやすい商品」に構築。
見込み客を集めて、信頼関係を築くことができて、ようやく販売のフェーズに辿り着きます。
逆から考えていけば
教育できるから販売が成功する
集客できるから教育に取り組める
商品設計ができているから集客ができる
という感じで、販売が成功させるには「商品設計」→「集客」→「教育」をそれぞれクリアしなければなりません。
なので教育がゴミなのにセールスが上手ければ成功する、なんてことはありません。
商品設計、集客、教育と一つずつフェーズをクリアして、販売で成功すると考えてください。
ただ、教育までのフェーズをクリアしたとしても、販売ページがグズグズだったらやっぱり売れないわけです。
「この人の考えすごい好きだな。自分に必要そう。今度商品出るみたいだし、買ってみようかな。」
(販売ページにいく)
「……やっぱいらないな」
なんてことになったら、悔やんでも悔やみきれないですよね笑
- 販売ページに来てもらってるのに、買ってもらえない。
- 企画の導線にぜんぜん進んでくれない。
- LP作ったけど、結果が散々。
理由は各フェーズごとに考えられますが、そんな人のために今回は「販売」に絞って書いていきます。
売れないのには、必ず原因があります。
その原因を解消して、ポイントを外さずに書いていけば今より売上は上がります。
この記事を読みながら「自分はポイントを外してないか?」を常に問い続けてください。
そのポイントを抑えて、あなたの販売ページの売上げを上げる。
さらに、今後の販売に関しても全く同じことを繰り返せばいいだけです。
コンテンツを作るたびに、ポイントを抑えながら方に当てはめて再現していけばいい話。
しかも、すごいシンプルで簡単なことです。
意外かもしれませんが、販売が今までの工程で一番簡単です。
教育までできれば、「売りますー書います」の関係が構築されているので、間違えなければポンポン売れます。
販売で大切なことは間違えないことです。
型通りにやりながら、必ずこのポイントを抑えてください。
ではやっていきましょ〜。
なぜセールスライティングの型通りにやってるのに売れないのか?
セールスライティングの型を利用して、販売ページを作成されている方も多いと思います。
PASONA、PREP法、QUEST、AIDMAなどなど調べてみれば色々出てきます。
けど、他の競合もみんな型通りやってます笑
みんな同じレシピでカレー作ってるのに、自分のだけ美味しいってことはないですよね。
(だから教育までがすごい大切なわけですが)
型通りやるのは当たり前。
問題は「その型を使って何を伝えるか?」です。
同じレシピでも
最安値の具材を使えば、安っぽいカレー。
厳選した具材を使えば、あなただけ美味しいカレーが作れるわけです。
どのセールスライティングの型にしようが、伝えるべきことは同じ。
- 「痛み」の想起
- 「快楽」の想起
- 理性に納得させるための根拠
- 購入する動機づけ
この4つのポイントを間違えずに、伝えていけばいいだけです。
たった4つです。
このポイントを外してしまうと、どのセールスライティングの型を使っても売れません。
ひとつずつ説明していくので、必ずポイントを抑えて書いてください。
ポイント1|「痛み」の想起
人が行動するモチベーションは2つです。
「痛み」を避けようとする
「快楽」を得ようとする
人は、「痛み」を避けて「快楽」を得ようとする生き物です。
あなたも私も
ガンジーもヒトラーも
織田信長も、織田信成さんも同じ。
人は、痛みから逃げたい、快楽を手に入れたい。
このために行動し、購入するんです。
セールスライティングでは、
文章を読むだけでお客さんの痛みを掻き立てて、「この痛みから逃げたい」と想起させます。
理想はライティングによって脳内体験をさせて、感情を揺さぶることです。
いいですか?
ライティングは感情を呼び起こすための手段です。
ここで、下品に感情を揺さぶろうとする人がいますが、
お客さんも見え透いたセールスには冷めてしまうので逆効果です。
というか、そんなことしなくていいです。
ペルソナを考えてながら、以下の問いに答えていくだけです。
- ペルソナは、何が嫌なんだろうか
- ペルソナが、現在抱えている苦痛・悩みはなんだろうか
- ペルソナは、その苦痛・悩みをどんな言葉表現しているだろうか
- そのとき見えているもの、聞こえている音、感じていることは何か
- ペルソナが本当に避けたい未来は何か
- ペルソナはどれだけその問題を抱えてきたのか、背景は何か
ペルソナ像って大切です。
この問いの答えの質が、そのままセールスライティングの質になります。
「これを本当に実在する人物から聞いたんじゃないか?」ってレベルまで考えてみてください。
そこまで考えられたら、セールスライティングの中で表現するだけです。
ポイント2|「快楽」の想起
先ほどの通り、人間は「快楽」を得ようとする生き物。
人は幸せな未来のために生きているんです。
幸せな未来のためにしか買い物しません。
コンビニでお菓子を選ぶときも同じ。
脳内ではお金とのバランスを考えつつ、どれを買えば一番幸せになれるかシュミレーションしています。
セールスライティングでは、「快楽」を想像させるように伝えられなければ話になりません。
ただ書くだけじゃダメで、読むだけで脳内でサービスを受けた後の幸せを妄想できるように書けないといけません。
あなたは商品を売るのではなく、幸せな未来を売るんです。
なんとなく「痩せますよ」じゃ幸せな未来になってません。
「ユニクロでスリムな服が選び放題です」と伝えた方が、
細くなった自分がユニクロで服を選んでいる自分を想像できてウキウキ、幸せでしょう。
ここでも「痛み」の想起のときのようにペルソナを思い浮かべながら考えていきましょう。
- ペルソナの憧れの未来は何か。
- その未来では何が見えていて、聞こえていて、どんな感情なのか。
- ペルソナはそのサービスを利用してどうなりたいのか。
- そのサービスを利用した後、周りの人はなんと言ってくれるのか。
- そのサービスを利用した後、自己評価がどう変わるのか。
- このサービスは、ペルソナの人生にとってどんな意味を与えるのか。
この辺りを考えておくといいでしょう。
材料が揃えば、あとはペルソナが読んで「そうなりたい」って感情から思うように書くだけです。
「痛み」と「快楽」を利用したライティングについては、この記事でも説明してるのでよければ参考までに。
ポイント3|理性に納得させるための根拠
痛みと快楽の落差で、お客さんは感情的に「欲しい」となってますが、理性という番人を説得しないといけません。
理性が開きかけたお財布の紐をピッと閉め直したら、売れません。
理性には、気前より財布を開けてもらう手伝いをしてもらう必要があります。
そのために「自分の商品がなぜ優れているのか?」をあらゆる角度から理性に伝えていきます。
- 問題提起
- 権威性
- 根拠となるデータ
- お客さんの声
- 実例
etc.
このくらいの角度から、理性に向かって最高の未来を約束してあげます。
- 実はあなたが苦しい原因ってこれなんだよね
- こんなデータがあるよ
- 実はこの有名人も私と同じやり方してるよ
- 何百冊と本を読んでたどり着いたのがこのノウハウだよ
- 実際に友達に試してみたらやっぱり効果があったよ
- 〇〇大学でこんな研究があって、この手法は科学的にも効果が認められてるんだよね。
こういって感情的に「欲しい」と思っているお客さんの理性にも「欲しい」と思わせてください。
ポイント4|購入する動機づけ
最後は動機づけです。人は行動したがりません。
行動したくない。お金払いたくない。
買う直前で立ち止まっているお客さんの背中を、押してあげてください。
ランチでメニューを開いたら
1500円の美味しそうなランチと、880円の普通のランチが並んでいるとします。
理性は「節約だ!880円のランチだ!」って叫んでいるわけです。
でもメニューに1500円の方に
- 本日限定
- シェフおすすめ
- 今朝市場から仕入れた牡蠣を使用
とか書いてたら、「じゃあーしょうがいないか。今日はちょっと贅沢するか」ってなっちゃいますよね笑
本当に食べたいものを、食べてもらうように背中を押してあげるわけです。
セールスライティングでいえば
- 数量限定にする
- 販売期間を設ける
- 特典をつける
- 販売のボタンを増やす
- 何部売上で値段をあげる
- 限定価格にする
- 返金保証をつける
etc.
「今」買わなくてはいけない緊急性や、プレッシャーをかけていきます。
お客さんに「今買った方がオトクか」と思わせて、購入の背中を押してあげてください。
これに関してはBrainとかTipsなどで、やらない人がいないので分かりやすいと思います。
様々なコンテンツを参考にして、自分だったら何ができるかを検討してみましょう。
セールスのマインドセット
最後にセールスのマインドセットについて触れておきましょう。
セールスとは、お客さんの望む方向に進むお手伝いをすることです。
セールスっていう響きがなんとなく
お客さんに必要のないものを、説得して買ってもらうイメージがあるかもしれません。
営業の場合はその側面もあるんですが、マーケティングは全く違うます。
営業の主役は営業マンですが、マーケティングの主役はお客さんです。
お客さんは困っています。
すごいすごい困っていて、助かりたい。
無限の選択肢がお客さんにはあって、誰を信じていいか分からない。
どこで何を買ったらいいか分からない。
そんな中であなたを見つけて(実際は見つけてもらうようにこっちが仕掛けてる)
自分にぴったりの発信をしてくれる人だなって気に入ってもらえて。
この人に頼めば助かるかもしれない。
この人の商品ならお金を出してもいいかもしれない。
あとは背中を押すだけです。
お客さんが向いている方向と、その商品が向いてる方向は同じ。
ムリに買わせる要素はゼロです。
そんなお客さんに対して
「こうなりたくないよね、こうなりたいよね」(痛みと快楽の想起)
「この問題を解決しなくちゃいけなくて、根拠がこんなにあって」(理性への説得)
「今だったらこんなに特典つくし、返金保証するから安心してね」(購入の動機づけ)
こうやって、買うための勇気づけをする、背中を押すだけです。
だから、見込み客を集めて信頼関係を築くのが大切なんですよね。
誰かれ構わず、フォロワーを集めるのは集客じゃありません。
あと○人で3000フォロワー突破!とかほんとにどうでもいいです。
あなたの必要とする人を集めて、必要な情報を届けて、販売で背中を押すだけです。
この流れを実現するためにSNS運用の商品設計が重要になってくるんです。
販売するために、教育が必要で
教育するために、集客が必要で
集客・教育・販売するためには『ペルソナ』と『商品設計』が必要なんです。
色々、課題はあると思いますが、
自分がどのフェーズでの課題につまづいているか、このシリーズで理解してくれたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
せっかくなので、すぐに販売ページを見て「痛みと快楽」が表現されているか確認してみましょう。
あと、分からないことがあればTwitterのDMや公式LINEからお問い合わせください。
みなさんの成功を心より祈ってます。