「上手くいかないなぁ。」
「なんか前に進まないんだよな。」
はぁああ。( ´Д`)y━・~~
あれから何ヶ月経ったんだろう。
最初は成長しているのが分かって楽しかったこの副業も
だんだん変わり映えしない、虚しいものなりつつある。
パソコン開くたびに苛まれる無力感。
「価値を届けたい。」
「選んでもらいたい。」
そして何より売れるようになって、経済的にも豊かになりたい。
ビジネスは長期戦、なんて言われてるけど
流石にしんどい。
「なんでこうも進まないんだろうか…(;ω;)」
って人を助けるのが私の使命であります。
色々本を読んでいるうちに
「どうして人は壁を突破できないんだろう?」って答えが見えてきたんで
今回はそれについて書いていきます。
なぜ壁を突破できないのか??
これを知っておくと
運用が止まったとき、成果が出ないときに
冷静に原因分析して、新たな仮説を打ち出せます。
新たな仮説がお客さんの違う反応を引き出し
お客さんとの距離を近づける
運用が進まなければ
お客さんとの距離が遠いまま。
今やっていることが去年と同じなのは、
ずっと同じ前提でやり続けているから。
必要なのは新しい仮説を生み出す力です。
この思考法を取り入れて
新しい仮説を生み出し
お客さんとの距離を近づけるようになってください。
古い思考法を捨てて、新しい仮説を生み出しながら
どんどん売れる化に向かって前進していきます!
今回解説することはぜひマスターしてください。
前提が間違っているとき、すべてが間違っている。
あなたの周りに勘違いしている人はいませんか?
- 「部下に好かれている」と信じてやまない、嫌われている上司
- 「俺って有能なんだよなぁ!」と根拠のない自信をもつ、ポンコツ社長
- 「俺に気があるんだろ?」と世界一おめでたい勘違いで、女子にアプローチする残念男子
兎にも角にも、程度の差こそあれ
人間は実に勘違いをしながら生きています。
自信満々に、全く見当違いなことを言う人を
あなたも見たことがあるはずです。
ペンシルバニア大学の組織心理学者アダム・グラント先生は
著書「Think Again」でこのように述べています。
心理学的に言うと、このパターンを生むバイアスは、少なくとも二種類ある。一つは、自分が予期するものを見る「確証バイアス」、もう一つは自分が見たいものを見る「望ましさバイアス」だ。これらのバイアスは、知性というツールを用いてものごとをみようとする私たちの目を曇らせるだけではない。私たちの知性を捻じ曲げ、真実に対抗する武器に変えることもできる。
「Think Again」 アダム・グラント
つまり、人間は真実を捻じ曲げて都合よく物事を解釈しているわけです。
全くもって素晴らしい本でして、
いかに人間が自分の意見・考えに固執して
本来なら避けられた失敗を経験しているかを説明してくれています。
この著書で一貫して強調しているのは
「成果を出している人ほど、より頻繁に考え直す傾向にある」
ということです。
理由は明白。
成長するとは、言い換えれば
考えをより良いものに改めること
考えを改めるためには
自分の考えを疑う姿勢がどうしても必要になってきます。
先の例で言えば
「部下に好かれている」と信じてやまない、嫌われている上司
→「自分が改めるべき点はないだろうか?」と考えない
「俺って有能なんだよなぁ!」と根拠のない自信をもつ、ポンコツ社長
→「今の戦略に穴はないだろうか?」と考えない
「俺に気があるんだろ?」と世界一おめでたい勘違いをして。女子にアプローチする残念男子
→「実際、この子とは今どのくらいの関係だろうか?」と考えない
のぼせ上がるのは仕方がないとして
自分の前提を疑う姿勢がないから残念に人間になってしまう。
これと同じことは運用にもいえることでして
自分が何を前提に、運用を進めているかを考え直してないから
進まない、上手くいかない、売れない現象が起きてしまうわけです。
- ペルソナの設定を見直さない
- ターゲットを見直さない
- コンセプトを見直さない
原因を「SNS上の魅せ方」だと勘違いして、
根本の問題に永遠に取り組まないパターンは驚くほどよく見られます。
もしくは
「俺はそんなのやらなくても大丈夫♪」
「強く願えば叶うんだから大丈夫♪」
「この調子でやればいつか上手くいく♪」
みたいな1ミリも根拠がなく、役に立たない考えを大事に抱えているのかもしれません。
どちらにせよ、考えを改めない限り成長しない。
居心地のいい考えを破壊しない限り
奇跡的に状況が変わることはないのです。
前提が間違えていれば、全てが間違いなんです。
成長する人は「問い」を持っている人
じゃあ実際、どうやって前提を見直したらいいんじゃい!?( *`ω´)
考えってどうやって改めるんじゃない!?( *`ω´)
って話をしていきたいと思います。
「ずーっと同じ数値でマジで困ってます…」
「他の人より全然、成長遅いんよね….」
って人はぜひぜひ参考になさってください。
3ステップ用意させていただきました。
- 前提を見つけ出す
- 問いを派生させる
- 新たな仮説を生み出す
誰にでもできる手法なんで、ぜひ突破口を見つけてください。
一個ずつ説明していきます。
①前提を見つけ出す
「これができないから苦労してんじゃい!」
と全国からツッコミがきそうなんですけど、これは割と簡単な話でして
いくつかの「問い」に真面目に考えていくだけで
前提は見えてきます。
これは完全に受け売りですが
成長する人は「問い」を持っている人です。
正しい問いを持つことが最も大切です。
前提をあぶり出すのに
効果的な問いを列挙しておきますのでご活用ください。
- 何を前提に進めているだろうか。
- 自分がもし間違っているとしたら、どこが間違っているだろうか。
- もしお客さんだったら、私のどこをダメ出しするだろうか。
- もし〇〇さんだったら、どのようなアドバイスをくれるだろうか。
(〇〇には、メンターやホリエモン、孫正義さんなどの尊敬できる人物を当てる)
- 10年後成功した自分がいるとしたら、何を考え直したから上手くいったと今を思い出すだろうか。
- よく考えていることは何で、あまり考えていないことは何だろうか。
- 一番、めんどくさくて、やりたくないことはなんだろうか。
いくつもピックアップしたので
ぜひ今すぐスクショして、行き詰まった時に使ってください。
この問いを全て答えなくても構いません。
気に入ったのを選んでみて考えてみてください。
ステップ1の答えから問いを派生させる
ステップ1で前提や、自分の考えがいくつか列挙されたと思うので
ここからはそれぞれの考えから更に問いを立てていきましょう。
例えば、スキンケアをテーマに商売しているなら
ステップ1で「20代後半のスキンケアで悩んでいる人をターゲットにしていた」が挙がったとしましょう。
- ターゲットが曖昧すぎて誰にも見てもらえない状況が起こっているのではないか。
- 敏感肌など専門性のある人に対して負けているのではないか。
- 男女で分けてないから、性別で絞っている人にお客さんを取られているんじゃないか。
- 私は20代後半の肌についての専門性をどの程度有しているのだろうか。
- ってことは自分の強みは別にあるのだろうか。
- 自分だから伝えられることはどこにあるだろうか。
- そもそもこのターゲット通りに私は運用していただろうか。
- このターゲットが食いつくプロフィールになっているだろうか。
- このプロフィールで専門性が分かりやすく見えているだろうか。
- っていうかターゲットってどうなりたいんだろうか。
このような感じで、どんどん問いを派生させてみてください。
ステップ1は思考を見直すきっかけで
ステップ2でどんどん新たな問いを立てて、違う可能性を探っていく感じです。
コツは正解か不正解かに囚われず
できるだけ問いをどんどん出していくことです。
ここで広がらないと、運用を前進させるほどの答えが出ません。
もし立ち止まったら
「もし出せてない見方があるとしたらなんだろう?」
と考えてみてください。
新たな問いが発現してくるはずです。
③新たな仮説を生み出す
ステップ2で問いが満足いくほど出せたら
あなたの前提はぐらぐらに揺らいで、「こんな考えいらないやー!」ってなってるはずです。
ここからは簡単。
「ここからどうするか」
ってのはひたすらに考えてください。
- ターゲットをもっと思い切って絞ってみる。
- スキンケアと対人関係をセットにしてみる。
- プロフィール文を思いっきり改変してみる。
- ターゲットが何を求めているか調べてみる。
ステップ2までしっかりやっていれば
めちゃくちゃ新しい案が出てきます。
その中で1番効果的だと思えることを選んで実行してください。
そこまで行けば今まで思いつかなかった新しい方向性も見えてくるはずです。
やってもいいし、やらなくてもいいし。
いつも思うことがあります。
やるかやらないかはあなた次第。
やれば変わるし、やらないと変わらない。
それはあなたの問題だし、私の問題じゃない。
これ以上あなたに私は関与できない。
けどもし、あなたが本当に今の運用を進めたくて
あなたのコンテンツをお客さんに買ってもらって
今の生活をちょっとでも良くしたくて
やりたいこと、理想の人生、夢、自由。
少しの贅沢。ワンランク上のビールでもいい。
残業代に頼らず、早く自宅に帰ってビジネスを広げたいとか。
素敵な女性をエスコートしたい。今まで行ったこともないようなレストランに連れていってあげたい。
未来にたくさんの希望や、憧れがあなたにはあると思う
そういうものに憧れがあるなら、
今すぐステップ1の質問から取り組み始めてください。
あなたの成功を心から祈ってます。