ライティングの中でも特に強力なのが
ストーリーライティングです。
ストーリーは超シンプル
- 悩んでる自分
- 頑張っても成果が出ない
- きっかけ
- また頑張る
- 成功体験
- 次はあなたの番です
- 私が今の活動をしているのは〜
(徐々に、商品の内容を伝えていく)
こんな感じで、
超ナチュラルに商品の紹介ができるんですけど
ポイントを外すと、めちゃくちゃスベります。
お客さんの心をつかめず
すーっとスクロールされてしまって
お客さんの「ほしい」スイッチを押すことが
できなくなってしまうんです。
めちゃくちゃにもったいない。
書いてあることがズレていると、
『本当の欲求』を刺激して上げられないんです。
マッサージされてて
ツボのすぐ近くをずっと押されている感じ。
みんな間違ったツボを押してるから
残念なストーリーになっちゃうんです。
今回の記事では、
お客さんの「欲しい」スイッチを押す
失敗しないための
ストーリーライティングのポイントをお伝えしてきます。
「悩んでいる自分」と「成果が出た自分」の書き方が全て
ポイントはたった2つです。
「悩んでいる自分」と「成果が出た自分」のポイントだけ抑えてください。
「悩んでいる自分」でターゲットと繋がりを作るポイント
まずストーリーの書き出しは、
悩んでいる自分です。
例えば、肌荒れのコンテンツだったらこんな感じ。
ニキビに悩み始めたのは、高校生からでした…
頬にもおでこにも、いつもニキビが赤くあって
本当に恥ずかしくて嫌でした。
どうしても治したくて
いろんなスキンケアを試したんですけど
全然うまくいかなくて、
大人たちからは
「若いうちだけだから大丈夫だよ」
なんて笑ってたんですけど、
それから5年経ってもニキビがなくなることはありませんでした。
これ、めっちゃダメな書き方です。
絶対に真似しないでください。
みんな勘違いしてるんですけど、
ニキビは悩みじゃありません。
ニキビはただの状態です。
ニキビで起こる問題が悩みです。
この感覚をしっかり刻み込んでください。
覚えてください。
ニキビがあることで
- 鏡を見る自分が、カッコ悪い自分に自信が持てない。
- 肌がキレイな人に対しての劣等感。
- 修学旅行とかで、写真を撮るときにニキビが恥ずかしかった。
- 卒業アルバムは地獄。肌が汚い自分が大嫌い。
- ニキビのせいで女子の前で緊張して、うまく話ができない。
本当の悩みは「ニキビ」の先です!
その劣等感を生々しく書かないと、共感してくれません。
ニキビに悩み始めたのは高校生からでした…
友達みんな肌がキレイなのに
私だけボツボツの肌。
そんな自分が大嫌いでした。
「おまえ肌汚くね!?」
と、友達がいじるように言ってきた。
なんとか笑って返したけど、泣きたい気持ちだった。
それからは「地獄の肌いじり」
「お!?今日もきたねーな!」
やめて。女子も聞いてるのに。惨めで恥ずかしい。
それから女子と話すのが下手くそになった。
「肌ばかり見られてるんじゃないか」
「汚いと思われてるんじゃないか」
って不安すぎてうまく話せない。
そのくらいから、全く女子と話せない自分になってしまったんです…
こんな感じで、ニキビのことはちょっとでいいんです。
ニキビは状態です。
本当の悩みは「自分への評価」や、「女子と話せなくなったこと」です。
そこを書くと
ターゲットの深いところで
「そうなんだよ!わかるわかる!」
そう言って、親近感と共感から
文章を読んでくれるんです。
「成果が出た自分」でターゲットに欲求を芽生えさせるポイント
悩んでいる自分から、紆余曲折あって、
ようやく成功体験を語るパートになりました!
成功体験を語って、ターゲットの「欲しい」スイッチを押します。
ここでやりがちな間違いは、さっきと同じで
状態変化だけを書いている人です。
肌がきれいになった。
こんなにツルツル。
今まで、なんでも諦めず色々やって
ようやく報われた…!
あれから4年経ったけど
ニキビに悩まされることなんてありません。
ニキビがなくなって、どうなったか?が大切です。
肌をきっかけに何が変わったのか?
ここにお客さんの欲求を刺激する要素が詰まってるんです。
肌がきれいになってある日、気づいた。
今まで人と話すと
ちらちらニキビに目線を移されていたのが
ちゃんと目を見て話してくれる!
もう汚いなんて思われてないんだ!
今まで苦しめられてきた
恥ずかしさ、悲しさにもう苦しめられなくていいんだ。
もう普通に話せるんだ!
肌がキレイになった以上に嬉しくて、
「努力してよかった」
って、心から思えた。
それから
女子とも普通に会話ができるようになって
すごい自分の武器になってるのが
スキンケアの話題でめちゃくちゃ盛り上がることです。
スキンケア情報聞いたり、教えたりで
女子とこんなに自然に好感度上がって、正直めっちゃ楽しい笑
こうして肌が変わって私の人生が開けていきました。
さっと書いてみたんですけど、
ターゲットがニキビ男子だったら
「何それ!羨ましい!俺もそうなりたい!」
って欲求が生まれるんです。
(ここ大事)
ただ単に肌がキレイになったじゃだめ。
キレイになって
どう変わることができて、どれだけ幸せなのか。
ターゲットが羨ましがる未来を魅せてあげてください。
そうすると「欲しい」スイッチが入ります。
ここを勘違いしないで
しっかり書いてください。
魅力的なストーリーライティングを書くための2ステップ
ここまででストーリーライティングの
絶対外しちゃいけないポイントが分かったと思います。
では、ここからは
魅力的なストーリーライティングを書くための2ステップを
ご紹介します。
「悩み」と「成果」を明確化する
まずは、先ほど説明した
自分のテーマに関しての「悩み」と「成果」を明確化してください。
どんな劣等感があって
どんなに苦しかったか。
何で悩んでいたか。
どんな成果が出て
それをきっかけにどう人生が発展したか。
発展して何に気づいたか。
ここを深掘りしないと
次のステップで躓くので、必ずしっかり取り組んでください。
ターゲットを意識して書く内容を決める
これ、すごい間違えがちなんですけど
みんな自分の書きたいこと書きすぎです。
ビジネスなんですから、お客さんを意識しないとダメです。
ステップ1で挙げた
「悩み」と「成果」のうちから
ターゲットにとって響くものを選んでいきます。
悩みでは、共通の体験だと思われるものを選んでください。
成果では、ターゲットが羨むであろうことを題材に書いていきます。
これが意外とできてない人が多いので
気をつけてください。
終わりに
ここまで読んでくれてありがとうございました。
すでにストーリーライティングを書いている方は
自分の書いてあることが
悩みと成果を書けているか。
ターゲットにとって共感されるものか。
ターゲットが羨ましがるものか。
この辺りをチェックしてください。
まだストーリーライティングを書いていない方は
このページをブックマークして
書くときに思い出せるようにしてください。
ストーリーはライティングの中でも
かなり強力な手法なので、間違えないようにしましょう。
アオは皆さんの成功を心より祈っています。